予定利率・積立利率・利回りの違い
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kdubbww3さん
(40代)
ドル建ての生命保険の検討をしています。
予定利率・積立利率・利回りの違いについて、いまいちわかりません。
教えていただけますでしょうか。
東京都
5.0
予定利率
保険会社が保険料を決めるときに用いる基礎利率
積立利率
支払った保険料から保険会社の経費を引いた金額に対する利率
利回り
支払った金額と受け取った金額の収益の割合
結局のところ
生命保険で資産運用を考えるのであれば
最終的な「利回り」だけを見ておけばいいと思います。
但し、ドル建て保険を検討中ということなので
ドル建てベースでの「利回り」しか分かりません。
為替の変動は分からないので、円ベースでの利回りは
あくまで想定になります。
2021-04-28
28
kdubbww3さん こんにちは!
株式会社アイデアルスマート井上です。
今はどこに行ってもドル建ての保険の案内が多くなってますね。
ご検討を視野に入れられているとのことですのでポイント的にお伝えしたいと思います♪
まず「予定利率」は
保険会社が保険を運用するときに約束する利率のことで、保険会社が保険契約時に決めています。
保険会社は契約者から受け取った保険料をどれくらいの運用利回りで運用できるのかを予測して、
保険料を設定しております。
※予定利率が高ければ保険料は安くなり、予定利率が低ければ保険料は高くなります。
今だと3%を切るところがほとんどですが、一般的な円建て保険よりは高い利率の確保が可能です◎
「積立利率」は
保険金を支払うために保険会社が保険料の一部を積み立てている部分に適用している利率です。
「利回り」
利回り(%) = 収益額 ÷ 投資金額 ÷ 投資年数 × 100
投資金額(既払保険料)に対する利子も含めた年単位の収益の割合のことを指しています。
返戻率とはまた違った観点の計算となります。
3点の違いがありますが、kdubbww3さんがドル建ての保険の加入の際の「目的」が明確で
あれば、より選びやすいと思います。
ドル建ての保険に対して色んなご意見がありますが、これからは円建ての商品が減っていき
ドル建ての保険がメインになっていく可能性もあります。
いつ予定利率が下がるか分からないこの時代に今でもまだ保っている利率のため、
「保障+貯蓄性」という観点でお考えであれば推奨いたします。
保障が不要で貯蓄のみの目的であれば、投資信託→つみたてNISAから始められてもいいと思います!
保障も必要であれば、ぜひ「保障と貯蓄性」が優れているドル建ての保険各社比較した上で
ご加入を検討してみてはいかがでしょうか◎
ご参考になれば幸いです。
2021-04-28
37
大阪府
5.0
こんにちは!咲結ライフプランニング株式会社の川岸と申します。
ドル建て生命保険をご検討されているのですね。なぜ、ドル建てを選ばれたのかは分かりませんが、あまりお勧めは致しません。
日本の利率よりは良いのですが、昔のように得をすることがないと考えるからです。
保険会社にとっては、分かりにくい言葉をたくさん使って(予定利率、積立利率、利回りなど、言われている言葉が代表です)あたかも、利息がいっぱいついて良いようにカモフラージュできて、なおかつ、保険会社が損しない仕組みにした商品だなと私はいつも思います。
もし、どうしてもドル建てで運用したいとお考えでしたら、しっかりお話しできるファイナンシャルプランナーにご相談されることをお勧めいたします。
より良いライフプランを描かれることを願っております!
2021-04-28
14
群馬県
こんにちは。
予定利率:保険会社が契約者から支払われた保険料から、人件費や諸経費などを除いたお金に対して付く金利のこと。
積立利率:終身保険・個人年金保険・養老保険などの積立型の保険において、契約者が支払った保険料の中の積立部分に適用される利率のこと。
利回り:投資した金額に対してどれくらいの利益が得られるかを示す数値のこと。
ちなみに計算式は 利回り(%)=利益×投資額×100% 利率は「利息」や「分配金」といった定期的にもらえる利益だけを含めます。利回りは、そのほかの利益も含みます。
以上です。
2021-04-28
13
kdubbww3様、ご質問ありがとうございます
広島のFP事務所MoneySmithの吉野です。
予定利率は、契約者に対して約束する利率となり、保険会社がこれくらいでの運用が出来るだろうという利率を計算して、その商品で約束します
予定利率が高ければ、保険料を低く抑えられますので、予定利率が高い時は、予定利率が低い時に比べて、同じ保障を買った場合でも保険料が安くなります。
ですので、保険料計算に対して関係ある利率といっても良いと思います
積立利率は、予定利率と同じ利率であっても、こちらは実際に運用した時の利率になると考えられても良いです。
ですので、支払った保険料から各種経費を引いた後の実質に積み立てられるお金に対して適用される金利となります。
利回りは、実質利回りと読み替えても良いでしょうか
実質利回りは、正味支払った保険料を投資額と考えた時に、どれくらいの利回りになったという考え方で良いと思います。
ドル建て保険の場合は、さらに為替リスクが発生し、解約や保険金受取時に仮に円高となると、運用先の外貨では運用益が出ていても、実質利回りが低くなってしまったり、マイナスになる可能性もあります。
逆に円安になれば、積立利率以上の利回りが得られる可能性もあります。
もし資産形成で外貨建て保険を検討されておられるのであれば、投資信託など目的になあった商品での運用も検討されてみてはいかがでしょう
2021-04-28
7
宮城県
5.0
kdubbww3さん、こんにちは。
予定利率は、保険料から経費を差し引いて計算した利率。
積立利率は、契約者が支払った保険料の中で積立て部分に適用される利率。
利回りは、払った金額に対する年間収益の割合。
となります。
2021-04-28
6
静岡県
先ず自国通貨以外の保険が販売されているのは日本はくらいだということは知ってからご検討されて下さい。次にこの数十年円高傾向である事や現状日銀の実質実効為替レートでは極端な円安(日本が長期に渡りデフレ傾向により)であるので今後極端な円高の危険性が極めて高い事も知って尚ドル建て保険に加入されるのであれば今後米国に移住されるという特殊な理由があっても疑問です。保険であれば変額保険等もありますので敢えて外貨建て保険をお考えされなくてもと強く思います。
2021-04-28
5
東京都
5.0
kdubbww3様
こんにちは、GFP株式会社の小川です。
ドル建て生命保険でのご質問ですね。
予定利率:何%で運用するかの利率
積立利率:保険料のうち、運用部分に対し適用される利率の事
利回り(実質利回り):支払った保険料に対し、何%増えるかの利率
実際にパンフレットや設計書(提案書)等に記載されているのは予定利率(最低何%保障など)ですが、支払った保険料額に対しての利率ではありません。
支払った保険料には保険会社の維持運営費用や手数料等が含まれていますので、実際の運用部分の額=支払保険料額ではありません。
実際に資産形成としての面でみる場合はパンフレット等に記載されている利率ではなく設計書に記載されている推移表を見て頂くのがよろしいかと思います。
ご不明点・追加のご質問等が御座いましたら当サイト(保険のQ&A)をご活用頂ければと存じます。
宜しくお願い致します。
2021-04-29
4
「一緒に色々と考えてくれるね、ありがとう」
とお客さんが笑顔になることが、わたしのよろこびです。
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