外貨保険について
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okcさん
(20代)
コロナウイルスによる世界経済の悪化から
叔母が5年ほど前に加入した外貨建保険をこのまま続けていいか、
やめるべきなのか不安に思っているようです。
入るときリスクについてもしっかりと説明を受け、
理解したつもりではあるようですが、今一度アドバイス頂ければと思います。
佐賀県
4.9
okcさん、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの小栁善寛と申します。
okcさんが叔母様の悩みに寄り添っておられるのですね…「コロナウイルスによる世界経済の悪化から、叔母が5年ほど前に加入した外貨建保険をこのまま続けていいか、やめるべきなのか不安に思っているようです。
入るときリスクについてもしっかりと説明を受け、理解したつもりではあるようですが、今一度アドバイス頂ければと思います」
なるほどですね…外貨保険の内容も含めてご心配をされている様です。
外貨保険を扱っている国内の保険会社は数社御座いますが、叔母様がお入りになっている外貨保険の種類やカントリーリスクや保険期間に加え、保険料の払方、一時払い商品かどうかでメンテナンスの内容は違いますので多くは語れませんので恐れ入ります。
ただ、今の一番のリスクはコロナウイルス感染の悪影響で世界経済が大恐慌とマスコミの噂を信じて保険を解約する事です。
外貨建て保険は、米ドル建てなら米国債、豪ドル建てならオーストラリア国債で運用します。
つまり、外貨建て保険の中身は、外国の国債です。
現状であれば生命保険の中でも外貨建て生命保険にメリットがあるといえます。
外貨建て生命保険は円建てと比べると「予定利率(積立利率)」が高いため、生命保険から得られる収益や運用効果を期待することができるためです。
「予定利率」とは生命保険の契約者に約束する運用利回りのことであり、その利率が高ければ高いほど、保険料は安くなり、保険金額や解約返戻率は高くなります。外貨建て生命保険をうまく使うことで、死亡保障を準備でき、長期の資産形成を効率的に行うこともできるわけです。
日本の現在、金利だけでなく、日本国債の利回りもマイナス、つまり、買って利息を受け取っても、満期まで持つと損失が出ます。
保険を買うと、保険会社の手数料や利益の分、運用が目減りするのだから、直接外債という「素材」を買うメリットは大きいと思います。
デメリットとして一番大きいのは「為替リスク」です。
為替は毎日変動していますので、毎年支払う保険料や、受け取る解約返戻金、保険金は為替レートによって影響を受けます。
したがって、解約返戻金や保険金の受取時が円高の場合は外貨のまま受け取り、円に換えずに外貨預金などでそのまま運用する、もしくは円安になったタイミングで円に換えるのがよいでしょう。
あと、外貨建て生命保険は早期解約には注意が必要です。
早期に解約または減額(契約を生かしたまま保険金額を減らすこと)すると、解約控除(早期解約によるペナルティー)や市場価格調整(資産価値の変動)を受けて、それまでに支払った保険料よりも解約返戻金が少なくなる可能性があるのです。
従って外貨建て生命保険はポートフォリオの中でも長期で保有すべき商品と位置づけ、急に資金が要るような場合でも他の手段で調達し、安易に早期解約しないことが重要です。
また、一定期間中に解約すると高いペナルティー(解約控除)がかかる仕組みがあり、「解約すると元本割れ」の期間が長く続くので、やめたくてもやめられなくなる。保険期間中、資金が必要になったときに自由に引き出せないリスクがあります。
現在、「個人年金保険」、「終身保険」、「養老保険」などの一部に市場価格調整を利用した生命保険商品があります。
「市場価格調整(MVA:Market Value Adjustment)」とは、解約返戻金等の受け取りの際に、市場金利に応じた運用資産の価格変動が解約返戻金額に反映される仕組みのことです。
具体的には、解約時の市場金利が契約時と比較して上昇した場合には、解約返戻金額は減少し、逆に、下落した場合には増加することがあります。
したがって、市場金利の変動により解約返戻金が払込保険料の総額を下回ることがあり、損失が生ずるおそれがありますので注意が必要です。
まず、今後のライフプランを考え、人生を歩んでいく際に、「どのタイミングでどれだけの資金が必要なのか」を精査します。そのうえで、万一、不測の事態が起こったときのことを考えると、どのくらいの保障がいつまで必要かがみえてきます。
人生の中で守りたいのは誰ですか?
何があっても実現したいことは何ですか?
どんな保険に入ればよいかを導き出すためには、保険によって何を守るかが重要なはず。
「今後どのような人生を歩んでいきたいか?」「大切なものや夢は何か?」によって必要な保障の大きさは変わるのです。
逆に「○○保険に入りたい」という発想から入ると、「どっちの商品が得?」というように、本来の目的が見えなくなることがあります。
人生に密接に関わる保険は、目的の追求から始めましょう。
こやなぎ
2020-05-15
38
千葉県
4.9
okcさん、ご質問ありがとうございます!
ご不安になる叔母様のお気持ちはよくわかります。
5年前にご加入された外貨建保険の1番の目的は何だったのでしょうか?
それによって継続するか解約するかは変わってきます。
また、保険料のお支払い方法は5年前に一括でお支払い済みですか?
それとも平準払い(毎月払や半年払や年払のこと)ですか?
一括でお支払いされている場合ですと、加入時点から円安になっているか円高になっているかがポイントとなります。
平準払いであればドルコスト平均法(今はネットで調べればすぐ出てきますので割愛します)でリスクは分散されています。
継続するか解約するかは、加入目的や払込保険料総額の平均為替レート、日本円での解約返戻金額など様々な角度から総合的に判断した方がいいと思いますので、保険証券や設計書を持ってFPに相談されることをお勧めします。
個人的にはまだ5年という短い期間なのでデメリットの方が多いと思われますので、継続された方がいいと思います。
長文お読みいただき、ありがとうございました!
2020-05-14
10
福岡県
5.0
外貨建保険は一般的に10年以上の運用期間を考慮しないと充分な貯蓄効果が発生しないと思います。一喜一憂せず長い目での資産形成を続けるべきであると思います。
2020-06-18
3
okc様
初めまして、FP事務所MoneySmithの吉野と申します
外貨建て保険の加入目的は何だったのでしょうか?
基本的な外貨建て保険でも終身保険であれば、予定利率は契約時の利率が適用されます。
中には利率変動型というその時の情勢の利率となるものもありますが、基本的には最低金利が設定されていると思います。
為替リスクに対して、不安を感じられるのであれば、基本的に外貨と日本との為替関係で変わってくるものなので、その外貨が弱くなっていても円も世界的に弱くなっていれば、それ程影響は受けないと思います。
外貨建て保険のメリットとして保険料に対する保障が円建てに比べて多くあるという点があります。
今後、相当な円高にならない限り、そのメリットは継続すると考えられますので、まずその証券がどのような内容なのか確認される事をお勧めします。
2020-05-14
2
東京都
5.0
何を目的に外貨建て保険に入られたのでしょうか。
・死亡保険金
・資産運用
死亡保険金目的であれば、やめることはないです。
運用目的で保険が一時払い商品でしたら
契約時の為替より円安になれば利益がでます。円高になれば損します。
ただ、為替が今後どうなるかは誰も分かりません。
世界経済が悪くなるからといって、外貨建て保険が悪くなるとは限らないので
加入された際にリスクについて話を聞いた営業マンに聞かれるのが一番だと思います。
2020-05-14
1
福岡県
5.0
okcさん、はじめまして
福岡でFPをしていますタンベです。
質問の回答ですが、継続された方がいいと思いますが、加入目的にそぐわなければ解約も可です。
景気が悪化しようとも契約時の金利はそのままですし、解約をしなければ為替もさほど気にすることはありません。
一度、ご自身で為替の損益分岐点を計算されるかといいかと思います。
わからなければ、ご相談頂ければ幸いです。
2020-05-14
1
福岡県
5.0
ファイナンシャルプランナーの西村です。
為替については断定できませんが、外貨建終身は円建てに比べ利率が高いことと、万一の時の死亡保障がついていることから、叔母様の年齢にもよりますが長期で保有することが可能ならば十分メリットがあるのではないかと思われます。
宜しくお願い致します。
2020-05-14
1
大阪府
不安の要因が収入減によるもので、生活が厳しいのであれば解約はやむなしです。
単純に世界経済が厳しいから不安なのであれば解約しない方がいいです。商品内容を知らないので一般的な回答として聞いてください。
5年で解約すると元本割れする。
為替水準が急激な円安ではないので、円で払う保険料が上がっているわけではない。
5年前の予定利率は今よりもいいのでもったいない。
保険会社が破綻するような状況ではない。
円が1ドル120円を超えたら今やめても利益が出ると思います。
2020-05-14
1
北海道
5.0
okcさま
はじめまして。
外貨建て保険のことですが現在の状況では価格変動で不安になる気持ちはわかります。
外貨建て保険に加入した目的は保障なのか、運用なのかでも考え方は変わってきます。
外貨建て保険のように価格変動する商品は一時的な値動きで一喜一憂するものではありません。
長期で保有をしてはじめてメリットを感じてもらえる商品です。
長期とはおおよそ15年超と私は解釈します。
もう少し様子をみてもよいと私は考えます。
2020-05-14
1
okcさん
はじめまして!
株式会社ワンダフルライフの
ハマサキと申します^^
不安になる叔母様のお気持ち
よく分かります。
個人的な見解では、
継続or解約のポイントとしては
3点ほどありまして、
①予定積立利率の最低保証は何%か、利率は固定なのか(経済状況によって)変動するものなのか
②契約の目的は、叔母様が何歳の時に解約するのを想定したものなのか
③今すぐに円で解約返戻金(積立金)を受け取りたいのか、お金が必要なのか
です!
①に関しましては
保険会社および、契約当時の経済状況によって異なってくるのですが5年前であれば最低保証もある程度、今新規で契約するよりも高いかもしれません!
また、基準として3%(以上)が最低保証されているのであればコロナの影響でどれだけ世界経済が悪化しても、また変動型であっても保険会社が3%は保証しているものなので、そこまで心配しなくてよいかもしれませんね^^
②は、それが例えばこの先まだ10年後以降の生活資金を目的として加入したのであれば、継続した方が良いかと思います!
5年であればほぼ100%、今の段階ではまだ元本割れしているのでせめて元本同等額以上の解約返戻金が積み上がるのを待った方が良いかとおもいます。
仮に保険料の払込が10年間であればあと6年、15年間であれば10年は続けた方がよいかなと。
③は、今円とドルの為替が円高でも円安でもないどっちつかずの状況ですので、どちらにせよ円で解約返戻金を受け取るのはステイした方がいいかもしれません。
ただし、生活に多少困窮していて今どうしても例えば10万円受け取りたいのであれば、減額や契約者貸付といった「解約はせずに保障を継続させながら必要資金を受け取れる」方法もありますよ!
いずれにせよ、
無料なので普段お使いのメガバンクなどで外貨口座を今のうちに開設しておいて、解約するときにドルで受け取るか円で受け取るかの選択肢を持てるようにしておくのも良いかと思います^^
2020-05-14
1
長野県
5.0
okcさん、初めまして。
甲斐FP事務所代表の甲斐と申します。
今の様な状況だと為替変動が大きく、不安にもなってしまいますよね。
景気の悪化から継続するかどうかを悩まれているとのことですが、
株式等で運用している商品ではなく単なる外貨終身等であれば
影響受けるのは景気のことではなく為替変動の部分ですね。
コロナウィルスが騒がれ始めた年始から今日までの価格変動幅を見ると
一番円安だった時で1ドル112円、円高だった時で101円です。
だいたい10%くらいの変動率ですね。
正直、為替は一年に20%くらいは動く可能性があるものなので、
この変動幅の範囲でいえばまだまだ想定範囲内といったところです。
もちろん今後もこの程度の変動幅で収まるかは、確定はしておりません。
とはいえ、okcさんの叔母様が外貨建て保険ということで
許容を超えたリスクと感じられているのであれば、
早期の解約で元本割れしようとも解約という選択も必要かと思います。
絶対続けた方がいいとも言えないし、さっさと止めた方がいいとも言えません。
叔母様がどうされたいのか、という希望を反映させることが大事と思います。
2020-05-14
1
東京都
5.0
okc様
こんにちは、株式会社フィンテックの小川と申します。
祖母が5年前に入った外貨建て保険について不安にお感じとの事ですね。
今回の新型コロナウィルスの影響でリーマンショック以上に景気が悪化している点、海外からの報道で街中が閑散としていてマイナスなイメージの映像が日々流れればご不安になられるのはごもっともですね。
ご契約された5年前ですと1米ドル=120円ちょっとの頃ではないかと思います。
※ちなみに今日の終値は約107円です。
どのような外貨建て保険に入られたのかまではわかりませんので具体例を挙げてみます。
①一時払い型の外貨保険(加入時にまとめて保険料を全額払うタイプの保険)の場合
上記したように加入当時に比べて円高ですので利息がついていても今の段階で解約して円に戻すのはお勧めしません(ドルから円に換えると減ってしまいます)。
※例:5年前(1米ドル120円の時)に500万円払って保険に入ったとします(ドル換算で41,666ドル67セントです)。
今(1米ドル107円)解約をしてお手元にお金が戻ってきます。5年前よりも10%増えました(41,666ドル67セント×1.1=45,833ドル34セント)
⇒ドルから円に交換する(45,833ドル34セント×107円=4,904,167円)
となり、10%増えたのに円に換えたら減ってしまいます。
②毎月(毎年)定額で保険料を払うタイプの外貨保険の場合
保険料払込期間が最短でも10年だと思います。契約時の保険料払込期間に対し現在5年ですので解約しても今までに払った保険料の合計に対し65~80%程度しか戻ってきません。
※為替(円からドル・ドルから円に換える際の相場)はこの5年間でだいたい1米ドル=110円前後で推移しています(最大で125円、最低で100円)。ただ毎月(毎年)為替が変動している中で保険料を支払っているのでこのケースの場合は解約(ドルから円に換える時の相場)の時に110円以上であれば良い傾向かとは思います。
せめて10年は保険料を払った段階でご加入中の保険会社に解約した場合のシミュレーション(円にした場合でいくらになるか等)を確認されてはと思います。
もしくは保険証券(出来れば契約当時の契約書・提案書もあると更に良いです)を持って保険代理店でアドバイスを受けて頂いてはと思います。
なお、今の段階でどうしてもお金が必要であれば話は別ですが、そうではなく今回の件でご不安になっているだけであれば今解約するのは得策ではないと思います。
※外国の保険会社なので今回の件で倒産してしまうのでは?というご心配であれば、国内の保険会社より外資系保険会社の方が割と体力(資本金や資産等)は大きい場合が多いので、その点でのご心配は不要かと思います。
少々文面が長くなってしまいましたが、保険証券等をお手元にご用意の上でご相談頂ければより詳細にご説明できるかと思いますので、お気軽にお声掛け頂ければと存じます。
宜しくお願い致します。
2020-05-14
1
千葉県
まず、どこの国の外貨ですか?
南アフリカやトルコなどのいわゆる新興国だとしたら、かなり厳しいと考えます。
米ドル建てならば、保険の内容にもよりますが、通貨リスクは軽減されるでしょう。
基本、保険と資金運用ははっきりと分けるべきと存じます。
2020-05-24
1
保険を上手に賢く準備されていますか?
お子様の教育資金を上手に賢く準備されていますか?
老後20・・・