変額個人年金とidecoについて
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mentaicoさん
(20代)
変額個人年金とidecoについての運用方法の違いがよく分かりません。
どちらも長期、分散、積立が可能で毎月一定額の拠出で変額個人年金を60歳受け取り開始にすると、ふたつともあまり違いがないような気がするのですが、税制面以外でどのような点で異なるのか教えてください。
東京都
5.0
mentaico 様
iDeCoと変額個人年金保険において、長期・分散・積立てで60歳まで投資した場合の税制面以外の違いについて回答致します。
①購入できる投資信託の本数や種類が異なる
②積立金から投資にまわる金額が異なる
例えば、投資パフォーマンスが全く同じでも②の理由により、変額個人年金保険の方が資産が増えません。
その代わり、変額個人年金保険は、所定の身体障害状態になった場合は、その後の保険料支払いが免除され、積立てを継続したことになります。また、死亡した時の死亡保険金は、変額個人年金保険の方が多く受け取れます。
変額個人年金保険の方が投資にまわるお金が少ないのは、これらの保険コストがかかるからです。
どちらが良いかは保障が必要か否かによって、優劣がないと思いますので、どちらも利用することが良いと思います。
2021-03-22
1
東京都
5.0
mentaico様
こんにちは、GFP株式会社の小川です。
変額個人年金とiDeCoの違いについてのご質問ですね。
運用先についての運用商品(信託商品)の名称や運用会社の違いはありますが概ね同様のものになります。
また両方とも万が一の保障(死亡保険金)の形ではなく、その時点での積立金がご遺族に支払われます。
またいずれも現状ではクレジットカード払いは不可です。
では何が違うのか?
一つはmentaico様のおっしゃる通り税制面です。
iDeCoは毎月の掛け金が非課税、利益・運用益非課税、一時金(一括)受取は退職所得控除対象、年金(分割受け取り)公的年金等控除の対象となります。
変額個人年金は毎月の保険料について年末調整で最大8万円まで控除対象(死亡保険等と同じ一般生命保険料控除枠で他の死亡保険等と併せて最大8万円まで)となります。
税制面でみるとiDeCoの方が非常に有効です。
それ以外としては、60才になるまで、または契約者(被保険者)が死亡しない限り解約出来ないiDeCoに対し、変額個人年金は中途解約は可能です。
また掛け金についてはiDeCoよりも変額個人年金の方がより大きな金額を掛けることが出来ます。
60才まで絶対に解約しない(積立金をあてにしない)のであればiDeCoの方が税制面の違いが大きいので有効と言えます。
ただしiDeCoは逆立ちしても中途解約(お手元に現金として戻すこと)が出来ないので充分にご注意願います。
ご不明点・追加のご質問等が御座いましたら当サイト(保険のQ&A)をご活用頂ければと存じます。
宜しくお願い致します。
2021-03-22
3
東京都
mentaico様
ご利用ありがとうございます。
変額個人年金保険は「一時払い」が多いように感じます。
月払いの個人年金保険であれば、仰る通り、税制面を除けば大きな違いは無いかもしれません。
もし、違いがあるとすれば、「運用商品」ですね。
イデコの運用商品は公募投資投資信託がそのまま充てられたりしています。
一方、変額個人年金保険の場合、その変額個人年金保険用のファンド(特別勘定)が組成され、
公募されていません。
いかがでしょうか?
参考になれば幸いです。
2021-03-22
2
宮城県
5.0
mentaicoさん、こんにちは。
変額年金保険ですが、投資信託を選んで運用するの増やせるとかリスクがどうとか税金がとかそんなことより、積立途中で亡くなってもゴールとして設定した金額はもらえるのが変額保険の最大のメリット!とお考え下さい。
毎月1万円を20年積み立てるとして、1万円×12ヶ月×20年=240万円ですが、積立を初めて翌月亡くなれば口座にあるのは1万円だけです。変額保険なら仮に翌月亡くなっても死亡保険金300万円を受け取ることが可能です。イデコでは積立分の時価しかもらえません。
自分が亡くなったとしても誰も経済的に困らない、ということであれば保険である必要はありません。私は家内は某大手会社の社員ですし、子供も社会人として独立しております。私が死んでも経済的に誰も困りませんし、私の死亡保険金を私が受け取ることは出来ませんので、そういう私からすれば保険の最大のメリットはあまり意味がありません。
しかしこれを私の家内の立場で考えてみましょう。私と家内は同学年です、現在の平均寿命は男性80歳、女性88歳です。私のほうが統計的に10年くらい早く死ぬ可能性が高いです。家内は保険屋ではありませんし、投資経験もありません。家内に選択をさせれば私に変額保険を加入するよう促すでしょう、途中で私が亡くなってもゴール金額が全部受け取れるわけですから当然の選択でしょう。mentaicoさんがご結婚されていれば旦那さんを保険対象にして奥様を死亡保険金受取人にして変額保険を検討するという選択がこの事例ですね。
それ以外の違いは、金融商品の中で保険だけはクレジットカード払いが出来ます。私は変額保険もクレカ払いにしていますので満期時にはそのポイントだけで海外旅行に余裕で行けます。メリットをどう活かすかです。
ちなみに20代の方ですから今後子育て資金が掛かるのは予想されます、ですからiDeCoや年金保険は積極的に勧奨はしたくないです。年金ものは一度入れば解約できない、もしくは解約すると損をするものだからです。私は50歳を過ぎたところで子育てが終わりましたが、子育て終了とともに毎月10万円の生活費が余るようになりました。
10万円×12ヶ月×10年(65歳までの年数)=1,200万円ですから、老後資金は今すぐよりは...というのが私の考えです。60歳受け取りのような設定のない円建て変額養老保険のほうが向いていると思います。子育てにも老後資金、どちらにもその時の状況で使えますので。
2021-03-22
1
沖縄県
mentaicoさん
お問い合わせありがとうございます。
変額個人年金とiDeCoの大きな違いは、期間の途中で現金が引き出せるかどうかです。
変額個人年金は、当初設定の期間中に減額、解約等で現金を引き出すことはできるのですが
iDeCoの場合は最低60歳までは、引き出し不可となります。
また、支払い金額は変額個人年金は減額以外変更できませんが、iDeCoはライフプランにあわせて変更が柔軟に設定されています。
2021-03-22
0
ご質問ありがとうございます
iDeCoは制度で、変額個人年金は商品です
ただ、どちらも運用方法はご自身でファンドなどを選択して運用することになりますので、違いはありません。
また変額個人年金は保険会社を通して運用することになりコストが二重でかかります。この面に関してもiDeCoは管理費などでコストがかかりますね
運用自体で考えると、どちらもご自身で運用商品を選び運用していく事になりますので、運用方法ではなく商品と制度の違いと思われると良いと思います
2021-03-22
0
長野県
5.0
mentaicoさん、初めまして。
甲斐FP事務所代表の甲斐と申します。
似たような姿をしていながら、かなり異なる商品です。
変額個人年金は中途解約可能で、保険料控除が受けられます。
運用期間中の利益に対しては課税されず、受け取りの際に課税されます。
iDecoは中途解約不可です。60歳にならないと出金できません。
保険料控除よりは大きな金額を所得控除することが可能です。
保険会社の変額個人年金は途中でやっぱ止ーめた!ができますが、
iDecoはそういう訳にいきません。
iDecoを始められる際にはよく検討した上でご加入ください。
2021-03-25
0
「一緒に色々と考えてくれるね、ありがとう」
とお客さんが笑顔になることが、わたしのよろこびです。
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